HDMIで簡単!テレビ番組をプロジェクターで見る方法!TVチューナー機器とプロジェクターの接続方法とは
プロジェクターでテレビの画面を映せることをご存じでしょうか?
テレビで放送される好きな映画やドラマ、スポーツなど、テレビの画面で楽しむだけではなく、プロジェクターがあれば簡単に大画面で楽しむことができます。
50インチのテレビが100インチになれば、画面サイズは4倍です。
その迫力は比べ物にならないダイナミックな映像になります。
でも、プロジェクターでテレビを見る方法ってどうするの?
そんな疑問にお答え!
この記事では、テレビとプロジェクターの接続方法、視聴方法や注意点について紹介していきます。
いつものテレビをもっともっと、もーーーっと大きく、大画面で視聴してみたい方は、ぜひ読み進めてください。
テレビとプロジェクターの接続に必要な機器
プロジェクターを使用してテレビを観る場合は、接続方法に合わせて必要な機器を用意します。
接続方法 | 必要な機器 |
HDMIで接続する場合 | TVチューナー内蔵機器(ブルーレイレコーダー等) プロジェクター スクリーンまたは白い壁 |
Wi-Fiで接続する場合 | Wi-Fi対応TVチューナー内蔵機器(ブルーレイレコーダー等) Wi-Fi対応プロジェクター(テレビが視聴できるアプリが用意されていること) スクリーンまたは白い壁 |
多くのプロジェクター本体には、地デジ・BS・CS放送を受信するチューナーが付いていないため、ブルーレイレコーダーなどのTVチューナーが内蔵された製品若しくは、TVチューナー機器を用意してください。
テレビチューナー機器とプロジェクターの接続方法
接続方法は2パターンあります。
- HDMIケーブルを使用して接続する場合
- Wi-Fiを使用して接続する場合
それぞれを手順にそって紹介していきます。
HDMIケーブルを使用して接続する場合
HDMIを使用してテレビを観る場合の手順は、以下の通りです。
- TVチューナー機器とテレビアンテナ端子をつなげる
- プロジェクターとTVチューナー機器をHDMIケーブルでつなげる
- プロジェクターの電源をONにする
- プロジェクターの入力情報(入力ソース)を「HDMI」に切り替える
ほとんどのTVチューナー内蔵機器(ブルーレイレコーダーなど)にはHDMI出力端子が装備されているため、接続は簡単です。
Wi-Fiを使用して接続する場合
Wi-Fiを使用してテレビを観る場合の手順は、以下の通りです。
- テレビアンテナ端子とTVチューナー機器をつなげる
- プロジェクターとTVチューナー機器を、Wi-Fiルーターにつなげる
- プロジェクター専用のアプリを起動して操作できればOK
Wi-Fiを使用して接続する場合は、Wi-Fiに接続できるTVチューナー機器とプロジェクターが必要です。
双方の機器をネットワークに接続し、プロジェクター内の専用アプリを起動することで、Wi-Fi経由でTV番組を表示できるようになります。
HDMIより操作は少し面倒ですが、接続コードが不要なため、設置の自由度が高い点が特徴です。
プロジェクターを選ぶ際にはテレビが視聴できるアプリケーションがインストールされているかどうか、要チェックです。
簡単でお手軽な方法は「HDMIケーブルを使用する方法」です。
ケーブル1本をつなげるだけですから!
現在発売されているプロジェクターでHDMIを装備していないプロジェクターはほとんどないでしょう。
ブルーレイなどのTVチューナー内蔵機器とプロジェクターを接続し、接続したHDMIの入力ソースに合わせればOKです。
プロジェクターでテレビを見る際に予め知っておきたいコト
プロジェクターを使えば100インチも夢ではない!
簡単接続で見ることができる!と思った方、画面は大きく迫力ある映像を楽しめますが、気をつけたいポイントもありますのでご紹介します。
- プロジェクターと画面を映す場所を確保する
- 昼間にプロジェクターを使うときは遮光する
- 起動には時間がかかる
プロジェクターを使用して快適にテレビを観るためにも、導入前に上記について理解しておくことが大切です。
プロジェクターと映す場所の距離を確保する
投写面とプロジェクターの距離が近い(距離が取れない)と、画面が小さくなり、見づらくなってしまいます。
100インチで見たかったのに、投写距離が足りないってオチになると非常に残念です。
テレビのサイズと同じになるなんてもってのほか・・・、プロジェクターの醍醐味がなくなります。
プロジェクターと投写面の距離、投写する面の大きさが確保できるかどうか事前にチェックしましょう。
(参考記事)
大きいだけではNG!部屋の大きさに合わせたスクリーンを選ぼう!ホームシアターで最適なスクリーンサイズ選びのコツとは
100インチを30センチ程度の投写距離で映すことが可能な超短焦点プロジェクターもあります。
標準レンズのプロジェクターは機種によって違いますが、100インチを映そうとしますと、投写距離は大体2~3mは必要となります。
(参考記事)
簡単!壁の前に置くだけ!大画面ライフがすぐ完成する超短焦点プロジェクターってすごい
昼間にプロジェクターを使う時は遮光する
日中、外光の入ってくる環境でプロジェクターを使用するのは難しいです。
プロジェクターは、光を飛ばして壁やスクリーンに映像を映し出します。
ただし、光の出力には限度があるため、日光があたると見づらくなります。昼間にプロジェクターを使うときは、遮光カーテンやブラインドを活用して外の光が当たらないようにしてください。
また、ルーメン(lm)によって使いやすさが変わるため、注意が必要です。
ルーメンとは光量の単位を表し、数値が大きいほど明るくなります。
閲覧する環境にもよりますが、リビングなどでも使用したい場合は、3,000lm以上のプロジェクターがオススメです。
(参考記事)
プロジェクターの明るさを表す単位ルーメン(lm)とは?プロジェクター選びで大切な明るさについて知ろう!
解像度や明るさはプロジェクターを選ぶ際の基本となりますので、要チェックです。
起動に時間がかかる
テレビとプロジェクターでは起動して映像が映るまでの時間が異なります。
テレビは電源を入れてテレビ番組が映るまで、すぐ映ります。
一方で、プロジェクターは電源を入れてから映像が映るまでに時間を要すこともあります。
レーザー光源のプロジェクターは、ランプ光源のプロジェクターと比較して起動が圧倒的に早いので、頻繁に使用したい方はレーザー光源がオススメです。(ランプ光源のプロジェクターの方が安価ですので、お財布とご相談になりますが・・・)
また、テレビを観るためにアプリの起動が必要だったりします。
いずれにしてもプロジェクターを使用する場合、テレビの電源をつければテレビの番組が映るような感覚ではない点は、予め知っておく方が良いでしょう。
まとめ
プロジェクターとTVチューナー機器をつなげてスクリーンに映し出すとテレビが大画面で見られます。
現在発売されているほとんどのプロジェクター製品、TVチューナー機器にはHDMI端子が付属していますので、HDMIケーブルをつなげるだけで簡単にTVの映像を大画面化できます。
ポイントをおさえて、快適に大画面テレビを楽しんでください。