デートやアウトドアでこんな楽しみ方があった!車の中で映画を楽しむ特別空間プライベートカーシアター

ホームシアター関連の製品は様々なタイプがあり、目的に併せて、誰でも気軽に楽しめるようになっています。
そのため、アウトドアや車中泊などでも映画鑑賞を楽しむ方が増えてきました。

この記事では、車で楽しむカーシアターの魅力と、おすすめのプロジェクターやスクリーン、楽しみ方や注意点について紹介していきます。

一味違う車中泊を体験したい方は、ぜひ読み進めてください。

車内をカーシアター仕様に!車中泊を楽しもう

車で長距離移動、キャンプ、ドライブをする際、、プロジェクターとスクリーンを用意して、寝ながら映画鑑賞ができる車内でシアターを楽しむ方もいます。
ネット環境が充実し、スマホやタブレットのおかげで、どんな場所にいても映画や動画などを楽しめるようになったのも一因でしょう。

プロジェクターをつなげれば、車内でも迫力のある画面でプライベートシアターのような楽しみ方が可能となります。

カーシアター仕様にするために必要なもの

車内にプロジェクターとスクリーンを設置するだけで、自分たちだけのプライベートな映画館が出来上がります。

  • プロジェクター
  • スクリーン
  • スマホ
  • モバイルバッテリー(プロジェクターの電源確保、バッテリー内蔵のプロジェクターの場合は不要)

本格的な車中泊をしない場合でも、お気に入りの機材を持ち込めばそこはプライベートシアターに大変身します。
開放感あふれた外に飛び出し、星空の下に車を止め、自分達だけのプチシアターを楽しめたら最高ではないでしょうか。

カーシアターを存分に楽しむためにはプロジェクターとスクリーン選びがポイント。以下の章で詳しく解説します。

気軽に持ち運べる小さなプロジェクター

最近は片手で持てるほどの小さなプロジェクターが、数多く登場しています。価格も手ごろなものが増えて、気軽に自宅や車で楽しめるようになりました。車中泊を始め、ホテルなどの宿泊施設でも、プロジェクターを持ち込んで壁に映して映画を楽しむことが可能です。

こうした用途で使用するプロジェクターを選ぶ際は、狭い場所で楽しむのを前提にした焦点距離の短いコンパクトなものがおすすめです。

また、スピーカー内蔵で音量の確保が出来、自動で画面の台形を補正する機能(台形補正)があれば、設置が限定的な車内でもフレキシブルな対応が可能となります。

車内での使用に最適なスクリーンはどれ?

車内で使うスクリーンは、簡単に設営できるものがおすすめです。

上記の3タイプがあります。車で楽しむのを想定した場合は「フレキシブルスクリーン」が最も適しています。

フレキシブルスクリーンを設置した例

フレキシブルスクリーンは布状の映写用スクリーンで、軽量で丸めることができ、汚れても洗濯可能です。屋外でも安心して利用できるスクリーンです。

タペストリータイプとロールスクリーンは、設置状態によっては焦点距離が取れない場合があるからです。車内という限られた空間では、自由に設置しやすいスクリーンがよいでしょう。また、ミニバンや軽バンの車内の幅は約130cm程度です。60インチ程度の大きさ(1,292×808mm)のスクリーンがギリギリ設置できるサイズですが、スクリーン全体の大きさを考えると、車載についてもネックです。

車の大きさに合わせたサイズのスクリーンを用意するのも大切です。

カーシアターの楽しみ方

スクリーンとプロジェクターで、カーシアターを設置すると、屋外での楽しみ方にさまざまなバリエーションが生まれます。

  • 車内で映画だけでなくゲームやアプリも楽しめる
  • 天気が悪くても車内なら気にならない
  • お出かけで撮った写真や動画を皆でワイワイ大画面で楽しめる

車に小さな楽しみを用意してみましょう。

車内で映画だけでなくゲームやアプリも楽しめる

映画だけでなく、さまざまな端子を持つプロジェクターなら、自宅で楽しんでいたゲームもアウトドアで楽しめるようになります。

小さなスマホ画面で楽しむだけだったゲームが、迫力のある大画面でも楽しめるようになります。

お出かけ時に撮影した映像を大画面で楽しむのも面白いです。
その日の思い出を皆で共有、話も盛り上がります!

雨天でも車内なら気にならない

せっかくのデートが突然の雨天になり予定がつぶれても、カーシアターがあれば、特別なデートに早変わりします。

デートプランがつぶれてしまったときは、伸縮式フレキシブルスクリーンを車の天井に張り巡らして、寝転んで鑑賞してはどうでしょうか。

気になっていたドラマを一緒に楽しんだり、次のデートの予定をスクリーンに映し出してあれこれ相談したり。自分たちだけの楽しみ方が見つかるはずです。
ただし、いざという時に設置に手間取っては台無しなので、リハーサルをしておくことを強くオススメします。

注意点として、マナーを守ってカーシアターを楽しもう

カーシアターを楽しむために、周囲にほかのキャンパーがいる場所では、音や光などが漏れないように気をつけましょう。
大きな音量や眩しい光で周囲に迷惑をかけないように、配慮が必要です。音が漏れないようにヘッドホンを使用するのもいいでしょう。
周囲が気になる方は、窓用カーテンなどを用意するのもおすすめです。

まとめ

プロジェクターとスクリーンを用意して、車内をカーシアター仕様にする方法などについて紹介しました。
車で使うなら、コンパクトでスピーカー内蔵、焦点距離の短いプロジェクターに折りたためる布のフレキシブルスクリーンがオススメです。
バッテリー内蔵のプロジェクターを使用するのも良いでしょう。
カーシアターを準備するだけで、車での楽しみ方が広がります。
車中泊やデートの際に用意して、特別な夜を過ごしてみては如何でしょうか。


ホームシアターマガジン編集部