プロジェクターで花火大会!屋外でも楽しめる!大きな白い壁面に花火を映して楽しんでみた

プロジェクターで花火を見よう

夏が来ると楽しみがいっぱい!
新型コロナウイルスの影響でイベント等も中止や延期が多かったですが、2023年5月には5類感染症に移行し、日常生活が本格的に戻って参りました。
そうなると夏のイベントも再開され、夏と言えば花火!ドドーンと鳴り響く花火を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
筆者も花火大会は大好き!でも、人込みがすごくてちょっと苦手・・・。

では、花火をプライベートで楽しんでみてはどうでしょうか。
え、花火を打ち上げる?
勿論、筆者にはプライベート花火を打ち上げる経済力はありませんので、リアルの花火ではなく、バーチャル花火です。

花火はビッグサイズでないと迫力がありません。
ということで、プロジェクターを使って大きな映像でドドーンと楽しんでみました。

今回は、手軽に楽しめるプロジェクターを使用したバーチャルプライベート花火大会をご紹介します。

建物の白壁に映してプライベート花火大会

会社の白壁を借用してプロジェクターで花火を映してみました。
建物の壁なら比較的大きいなスペースが取れるため、300インチといった映像も映すことができます。
映像を映す手順は凄く簡単です。

実は簡単プロジェクターの映し方

今回はPCから映像を映しています。
プロジェクターとPCの電力は延長ケーブルで屋内から電力を引っ張ってきます。
ご自宅の庭の場合でも長い延長ケーブルがあれば問題ないでしょう。

パソコンとプロジェクターの接続はHDMIケーブル1本で完成。
HDMIケーブルについては「【HDMIケーブルの種類と選び方】HDMIのバージョンにより解像度や伝送速度が異なる!ケーブルの選び方とは」をご覧ください。
1本のケーブルでパソコンからの映像と音声をプロジェクターに伝送可能な便利なケーブルです。

音声はプロジェクターから出すのがお手軽です。
アンプ内蔵のスピーカーを接続することも可能ですが、電源が必要となりますので、スピーカー内蔵のプロジェクターが手軽です。

接続ができばれば後は再生するだけです。

屋外で映像を映してみよう

今回映したのは筆者の勤める会社の白壁。
写真のような白い壁があればOKです。(壁に映像のクオリティを求めてはいけません!)

日が暮れて暗くなるとだんだん雰囲気が出てきました。
熱い熱い夏の夜です。

いよいよ花火大会の開始です!

そして映像を映してみると・・・

画像では大きく見えませんが実際は壁に大きく映しています。
写真より下の動画の方が雰囲気が伝わります!是非チェックを。

映像の切り替わり時など、白壁に映していることがお分かり頂けると思います。
屋外でワイワイ楽しむには十分すぎる映像の質です。
夜は真っ暗になるので、映像のメリハリもあって綺麗に映ります。
大きな白い壁に映しているだけですが、屋外ですので、非常に雰囲気が出ます。
こんな簡単に楽しめ、しかも迫力があることに実は驚きでして、屋外におけるアウトドアシアターの可能性を大いに感じた次第でした。
何と言ってもお手軽な上に、楽しい!これに尽きます。

夏ならビールを飲みながら気の合う仲間や家族と楽しむのもいいでしょう。
庭でBBQをやりながら映像を映せば盛り上がること間違いなし。

花火の他にも野球や映画も良いですよね~。
考えただけで楽しくなります。

プロジェクター選びのポイント

どのようなプロジェクターでも映像は映りますが、選定ポイントがあります。
それは、大きな画面が映せること。
超短焦点プロジェクターでは投影できる映像サイズが大きくない商品も多いです。
120インチまで等。
そのサイズでは屋外で見るには少し物足りないかもしれません。(120インチまでしか壁面が無いなら話は別ですが)

屋外だからこそ150インチや200インチ、もっと大きく見たい欲求が出てきます。
一方で、標準レンズのプロジェクターの場合、200インチの映像を映そうとした場合、投写距離が5m以上になることもあります。
その投写距離のスペースが確保できることがまず問題となります。
投写距離が長くなることで、映像に人の影が映りこむことがあります。(プロジェクターの前を人が歩けば影になります・・・)
そのような欠点もあり、標準レンズも良いのですが、筆者は短焦点レンズタイプのプロジェクターをオススメします。

短焦点プロジェクターなら200インチの映像を映す場合でも2m強程度です。
今回の花火の映像で使用したプロジェクターはOptomaの短焦点プロジェクターGT1080HDRです。

Optoma GT1080HDR

このプロジェクターなら200インチの映像を映す場合の投写距離は2m21cmです。
壁から近距離で大きな映像を映すことができます。
人が映りこむことも少ないでしょう。

選定ポイントとしては投写距離は要チェックです。

注意点

注意点をひとつ。
それは雨に注意です!
プロジェクターが雨に塗れると壊れます。
プロジェクターには防水機能はありません。
特に夏場は突然の雨に注意です。
天気予報と空模様と相談しながら楽しみましょう。

まとめ

プロジェクターを使用して屋外で楽しむバーチャルプライベート花火大会をご紹介しました。
手軽に楽しめる大画面エンターテイメントとして、この夏楽しんでみては如何でしょうか。

短焦点タイプで解像度フルHDのプロジェクターを選べば問題なし!
筆者のオススメはOptomaのGT1080HDR
スピーカー内蔵で、解像度フルHDの短焦点タイプのプロジェクターです。

花火以外にも野球やサッカーといったスポーツ、映画やゲームなど、楽しみ方はいっぱいです。
プロジェクターで屋外シアター、ぜひぜひ楽しんでいてください!

最後に、屋外はちょっと・・・と言う方へ
小型プロジェクターを使用した寝そべりシアターで花火を楽しんだ「モバイルプロジェクターで寝そべりシアター!天井に映画や星空、夜景、花火の映像を映し、寝っ転がって楽しむプロジェクター活用法」の記事もぜひご覧ください。

ホームシアターマガジン編集部