持ち運びが出来るスクリーンは便利!会社でスクリーン選びに悩んだ時に!モバイルタイプのビジネス用スクリーンの選定ポイントとは
ビジネスシーンでは会議やイベント、研修など、スクリーンとプロジェクターの出番は多々あります。
一方で、スクリーンの選び方にお悩みのことは無いでしょうか。
スクリーンの選び方が分からない・・・。
ビジネス用スクリーンの選び方にはコツがあり、「映した映像が歪んでしまう」などの事態を回避するためには、しっかりと選び方を知る必要があります。
スクリーンを選ぶ際、まず、使用目的に応じて常設タイプか、持ち運びタイプかを選ぶ必要があります。
使用頻度が多く、定期的に会議などで使用する、または、大型会議室などで大型スクリーンの常設の必要性がある場合は、天井や壁に設置する常設タイプのスクリーンが良いでしょう。
一方で、複数の会議室で使用したり、用途が様々な場合(イベントで使用したり、会議でも使用したいなど)は、持ち運びタイプが便利になります。
スモールオフィスでも持ち運び可能なスクリーンが活躍します。
(参考記事)
スクリーンの設置方法を知ろう!設置場所や使用頻度に応じてプロジェクタースクリーンを検討しよう
今回は手軽に使用できる持ち運びタイプのスクリーンに焦点をあてて、その使いやすさ、種類、特長、選定ポイントをご紹介したいと思います。
設置の工事も不要なことからビジネスシーンでも多く利用されているモバイルタイプのスクリーンの利点とは?
複数の部屋で使用する場合は「持ち運び式スクリーン」が便利
スクリーンを複数の会議室で持ち回りしたり、会議室以外の場所でも利用したい場合、また、天井や壁に設置工事が出来ない場合は固定式ではなく持ち運び式のスクリーンが活躍します。
思い起こしてみてください、そのようなケースが多々ないでしょうか。
(参考記事)
スクリーン設置工事が出来ないオフィスで使用するのにぴったりなスクリーンとは
持ち運びが可能な主なスクリーンのタイプは以下の通りです。
・フロアスタンドスクリーン
・掛け図スクリーン
・マグネット式スクリーン
これらのスクリーンについてそれぞれ特長を見てみましょう。
フロアスタンドスタンドスクリーンについて
床に置いてスクリーンを下から引き上げて使用するスクリーンです。
超短焦点プロジェクターに対応する平面性の高いスクリーンもありますので、ビジネスシーンでは比較的よく利用されます。
難点としては、その他の持ち運びが可能なタイプのスクリーンと比較すると重量がありますので、頻繁な移動には不向きかもしれません。
選ぶポイントとして、平面性が高いこと、そして、スタンド式ですので、土台がしっかりしているスクリーンを選ぶようにしましょう。
掛け図スクリーンについて
タペストリー型の掛け図スクリーンは軽量なので持ち運びも便利です。
設置も簡単で上部のフックに吊り下げるだけです。
丸めて収納できる点は大きなポイントですが、たたむときにシワにならないようにすることが大切です。
(丸めてもパイプの長さ以下にはならないため、持ち運びが容易かどうかは使う人次第です・・・)
今回紹介しています、「フロアスタンドタイプ」「マグネット式スクリーン」の2種と比較して、大きいサイズ展開が可能で、150インチ、200インチなどのスクリーンもあります。
常設では無く、大型スクリーンが欲しい場合は掛け図タイプが良いでしょう。
(120インチを超えるスクリーンはそれなりの重量になります。サイズも大きく、手軽に持ち運べるとは言い難いでしょう。固定タイプではありませんが・・・)
スクリーンのわずかなシワやゆがみの影響を受けるため、超短焦点プロジェクターには使用できません。
磁力のパーテーションに!マグネット式スクリーン
オフィスでは磁力の効くパーテーションも多いと思います。
そんな場所にオススメなのが、マグネット式スクリーンです。
スクリーン自体がマグネットシートの素材で出来ているため、磁力の効くパーテーションに使用できる仕組みです。
今回紹介するスクリーンの中で、最も手軽なタイプではないでしょうか。
学校の黒板で使用されることが多いスクリーンですが、10名程度までの小~中会議室、オフィスでも活用きるスクリーンです。
サイズが80インチ程度までの製品がほとんどで、大型の会議室には不向きで、大きいサイズのスクリーンが欲しい方の選択肢からは外れるでしょう。サイズ選びには注意が必要です。
パーテーションに貼り付けて使用するため、平面性は高く、超短焦点プロジェクターでも問題なく使用できます。
軽量で巻取式のため、使用しない時の収納性は抜群!
今回紹介するモバイルタイプのスクリーンの中では一番コンパクトになります。
収納にも邪魔になることはないでしょう。
その他、布生地のスクリーン「フレキシブルスクリーン」もあります。
伸縮自在でシワになりづらいタイプで、こちらも磁力の効く面で使用できます。
注意しておきたい超短焦点プロジェクターを使用する際のスクリーン選定
現在、超短焦点プロジェクターは最近のビジネスシーンで人気のタイプです。
短い投写距離のため使い勝手が良い反面、超短焦点プロジェクターに対応する高い平面性のスクリーンが求められます。
今回紹介しました3種類のスクリーンですが、すべてのスクリーンが超短焦点プロジェクターに対応している訳ではありません。
詳しくは下記の記事で紹介しています。
(参考記事)
知らないと後悔!失敗しない!超短焦点プロジェクター使用時のスクリーンを選ぶ注意点とは
映像がふにゃふにゃにならないためにも製品選びのポイントとしてチェックしてください。
まとめ
ビジネスシーンで活躍が見込まれる持ち運び可能なスクリーンをピックアップしてご紹介しました。
フロアスタンドタイプ、掛け図タイプ、マグネット式スクリーンと、それぞれの用途、目的に応じて選ぶポイントがあります。
ぜひ本記事を参考に自社にぴったりのスクリーンを探してください。